crew-rです。
別記事「超簡単!電気工作&配線入門書⑬ タイマー自己保持回路の実用例その2」で御紹介した回路にタイマーリレーをもう1つ追加して点滅動作をする24V(ボルト)LEDテープを2つ追加してみましょう。
タイマーリレーを1つ追加する
下の写真は 別記事「超簡単!電気工作&配線入門書⑦ タイマーリレーで交互点滅させる。」で御紹介したタイマーリレーを配線ごと外した物です。
別記事「超簡単!電気工作&配線入門書⑦ タイマーリレーで交互点滅させる。」のおさらいです。
赤色コードは+プラス電源用で⑭番接点へつながっています。
黒色コードは-マイナス電源用で⑬番接点へつながり、さらに⑨番、⑩番、⑪番、⑫番へと渡し配線でつながっています。
⑤番接点の青色コード、②番の白色コード、③番の黄色コード、⑧番の茶色コードはそれぞれLEDテープの-マイナス線へつなげます。(⑤番接点と⑧番接点はA接点、②番接点と③番接点はB接点です。)
TIMEレンジを10s(秒)に合わせます。
動作モードを以下のように合わせます。
とりあえず点滅間隔を3秒に設定してみます。
ダイヤルを回して0.3(3秒)に合わせる。
DINレールにセットする前に赤色、黒色のコードを端子台へ接続します。
DINレールにセットした様子
今回はLEDテープを2つ追加してみますので+プラス電源用のコードを2本用意します。
端子台へ接続します。
LEDテープへつなぐ
中間用の2芯コードを使用してつなぎます。
端子台へ追加した赤色コード(+プラス電源用)を2芯コードの白色線へつなぎます。
タイマーリレーNo2からの青色コードと白色コードをそれぞれ2芯コードの黒色線へつなぎます。(これが-マイナス電源となります。)
2芯コードをプラボックスの穴から出してLEDテープと接続します。(+プラス、-マイナスを間違えないように!)
メロディーホーンを接続する
リレーのA接点を利用したメロディーホーンの接続は24V(ボルト)電源の物でもできます。
電源とは別に信号線用の接点があります。
電源用端子部の0は-マイナス、24Vは+プラスをつなぎます。
信号線用端子はC(C コモン=共通)を青色コード
1から4までをそれぞれ黄緑、白、赤、黒の各色コードでつなげます。
メロディーホーンの電源は24V(ボルト)なのでパワーサプライのOUTPUT側から取ります。(※ 間違ってINPUT側から取らないように注意! 100Vの電気が流れてきますのでメロディホーンが焼損してしまいます。)
ここでは信号線2(白色コード)を選んでCOM(コモン 青色コード)と接続してみます。
他の信号線は使用しないので絶縁処理(端子部分が他の部位に触れないように)しておきます。
タイマーリレーの設定
配線が完了したところでタイマーリレーNo1を一旦 ベースターミナルから外して装置全体の動作時間を設定します。
TIME RANGEを1分にして 動作モードも合わせます。
目盛り 0.5に合わせてみます。(1分の0.5で30秒が動作時間となります。)
再度タイマーリレーNo1をセットします。
これで主要な配線は完了しました。
実際の動作
今回の動作はLEDテープ2本が3秒間隔で交互に点滅
他の2本のLEDテープは常時点灯、メロディホーンも鳴動し続ける
そして30秒後に すべての動作がOFFする
以上のように設定しています。
まとめ
いかがですか?
タイマー自己保持回路に別のタイマーリレーを単体接続させる事で色々な動作をさせる事ができます。
アイデア次第でLEDテープやメロディホーンのみならず様々な電気機器を連動させることも可能です。
次回はこれをリモコンで作動させる例を御紹介します。
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