crew-rです。
七夕の季節がやってきました。
今回は100均で揃えた七夕飾りをLEDとデジタルタイマースイッチでイルミネーションアップさせてみます。
写真の七夕飾りは全て100均で入手しました。笹の葉もリアルで100均ながらかなりのクオリティです。
デジタルタイマースイッチの配線
今回 例で使用しているのは オムロン製デジタルタイマースイッチ H5SWFA2D(24Vボルト 週間2ch 表面取り付けタイプ)で 2個使用しています。
デジタルタイマースイッチの電源(24Vボルト)用の配線をつないでいきます。
まずはパワーサプライ(AC100VボルトからDC24Vボルトへ変換する機器)から端子台へとつなぎます。(赤コードは+プラス、黒コードは-マイナス)
端子台からデジタルタイマースイッチの電源用接点につなぎます。
-マイナス(④番接点)から出力1の③番接点へ渡します。
さらに出力2の⑨番接点へ渡します。
さらに⑨番接点から隣のタイマーNo2の⑨番接点へ渡します。
さらに渡します。
タイマーNo2の-マイナス(④番接点)へ
タイマーNo1とNo2の+プラス接点同士もつなぎます(赤コード)。⑤番接点から
タイマーNo1の⑤番接点へ
バンク切替入力用の配線(任意)
このデジタルタイマースイッチの機能のひとつ、バンク切替(2パターンのプログラムを切り替える)機能を使用する際にロッカスイッチに2芯コードを接続したものをタイマースイッチの入力用⑥⑦番接点につなぎます。(必須ではないのでバンク切替機能を使用しない場合は手順をスキップして下さい。)
プラボックスの穴に通します。
INPUT(入力)⑥、⑦番接点につなぎます。
24V(ボルト)用電源取り出し用の配線
24V電気機器用のプラス電源確保用の渡し配線をします。
端子台を渡していく短めのコードを用意します。
24Vプラス電源(取り出し)用の渡し配線をしていきます。
Y字端子とメス端子で構成したコードを用意します。
後でこれを電気機器のプラス側へつなぎます。(参考までにプラス側の電気は常時電源にしています。)
次にタイマースイッチNo1,No2の出力1と出力2の接点につなぐためのコードを用意します。
一方をY字端子、もう一方をメス端子で構成します。(※解説用にコードを色分けしていますが実際には色分けにこだわる必要はありません。)
タイマースイッチNo1の②番接点に緑コードをつなぎます。
タイマースイッチNo1とNo2の⑧番接点に黄、白のコードを接続します。
1つの接点に2本までコードを接続可能なので緑コードを2本つないでみます。
黄コードも2本つなげます。
24Vボルト電源用のコード(赤、緑、黄、白)は各2本ずつ出しています。
12V(ボルト)用電源の配線
12Vボルトアダプター
AC100Vボルトの電気をDC12Vボルトへ変換する機器です。
今回これを加工して装置内へ配線して12V用電源を取り出せるようにすることで12Vボルトの電気機器も動作させることが可能になります。
ジャック部で分離します。
ニッパーで切断します。
ジャック側にメス端子、ワニ口クリップ側にオス端子を圧着します。
つなげば通常通り使用できます。
適当な2芯コードを写真のように一方をY字端子、もう一方をオス端子に加工します。(写真では似たような赤黒コードを使用していますが、これにこだわる必要はありません。)
端子をつなげばOK(この場合は2芯の白コードがプラス、黒コードがマイナスになります。)
加工したコードのY字端子側を装置内に引き込み、端子台につなぎます。
12Vボルト-マイナスをタイマースイッチNo2の出力1(③番接点)に渡します。
マイナス電源取り出し用コードをタイマースイッチNo2の出力1(②番接点)へつなぎます。
12Vボルト +プラス電源取り出し用のコードを用意
端子台につなぎます。
装置内基幹部分の配線は以上です。
LEDにつなぐ
LEDのコードにオス端子を圧着します。(LEDテープの赤コードは+プラス、黒コードは-マイナスです。)
4芯コードにLEDテープ2本分をまとめます。
4芯の赤と緑を+プラス用、黒と白を-マイナス用とします。
4芯コードの赤、緑は+プラス、黒、白は-マイナス(緑)につなぎます。
続いて2ch用の配線
1ch用と同様に4芯の赤、緑は+プラス、黒、白は-マイナス(黄)につなげます。
タイマースイッチNo2の2ch用を接続します。
4芯の赤を+プラス、黒を-マイナス(白)につなぎます。
残りの緑を12Vボルトのプラス、白を-マイナス(茶)につなぎます。
装置の電源&12Vアダプターのコンセントを差し込み、スイッチを入れます。
デジタルタイマースイッチのパルス出力設定手順
今回はパルス出力設定で動作させてみます。
任意に設定した動作開始時刻から1秒間~60分間の動作指示を出す機能で、回路1つにつき40回分まで設定可能です。
設定手順を動画で解説します。
実際の動作の様子
設定した動作開始時刻になるとそれぞれの回路につながった電気機器(LEDライト)が動作します。
デジタルタイマースイッチで動作設定すれば自動でランダムな動きをさせる事ができます。
まとめ
デジタルタイマースイッチ H5S は異なる電圧の機器も動作させる事ができ、一度設定すればあとは自動で動作します。
今回のような電飾の他にもセンサーに連動した照明や警報なども一定時間のみ作動させるといった実用的な用途にも対応できます。
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