電池式 人感センサースイッチで作動するLEDの基礎部分作製手順

センサー基礎部の写真 電気関連

crew-rです。

今回は 人感センサースイッチで作動するLEDの基礎部分の作製手順を御紹介していきます。

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人感センサースイッチとは

電気機器を作動させる際には大抵はスイッチを押したり リモコンを操作するなどします。

これに対して人感センサースイッチは人を感知するとセンサーが反応して電気や信号を出力して機器を作動させ、感知域から人がいなくなるとOFFします。つまり触れることなく自動で動作してくれる便利なしくみです。

身近な例としては家の玄関先や車庫などに備え付けられたセンサーライトがあります。人が通りかかるとライトが発光し防犯や照明として使用されています。またセンサー式の防犯カメラでは人の動きを感知したときのみ自動録画をする動体検知録画機能を持つ物が主流となっています。

電気工作で使用できるセンサースイッチ

最近では小型で安価なセンサースイッチも流通していて センサースイッチで動作する機器の作製も個人で自作できるようになっています。

私がよく使っているのは これ

12もしくは24V(ボルト)で使用できます。

センサーの電極の写真

基本的なしくみはINPUT側に電源電圧が入り、センサーが感知するとOUTPUT側から電源電圧からの電気が出力され 接続された機器を作動させます。

 

大きさの目安として単1電池と比較した様子です。

電池との大きさ比較の様子写真

価格は1000円とリーズナブルで、加えて感度も良好で感知領域は8mです。

コンパクトな12V(ボルト)センサースイッチ基礎部分を作製する

今回は例として12V(ボルト)のLEDジュエリーライトをセンサーで発光させるための基礎部分を作製してみます。

電源用として使用するのは写真のエーモン LED用電源ボックス1891です。単3電池2本を12V(ボルト)に昇圧してくれる便利なアイテムです。電池2本なので容量の関係により、使途は限られますが電源コードを引きたくない場合に重宝します。

LED用電源ボックスの写真

パッケージ裏面が説明書になっています。

パッケージ裏側の写真

作製手順

電源ボックスに付属している2芯コードをカットして使用します。

付属の2芯線の写真

 

適宜長さにカットして両端の被覆を剥いて素線を出した状態にします。(例では10㎝ほどにカットしていますが必要に応じて長さを決めます。)

カットした様子の写真

 

電源ボックスの接点部にコードを装着します。灰色のノブを押して接点を開き コードの素線部を差込んでノブを離すと接点が閉じて素線が挟まれる状態で固定されます。

+プラス、-マイナスの極性があるので 間違い防止のため ここではコードの白いライン入りの方を+プラス側用とします。

動画です。

コードのもう一方をセンサースイッチのINPUT側の接点へ装着します。(左が+プラス側、右が-マイナス側です。)

コード装着後の写真

 

接点への装着の参考動画です。

続いて出力線用のコードを切り出します。

一方の素線を出した状態にします。

素線を出した様子の写真

 

出力側先端にDCプラグを装着してみます。

DCプラグの写真

 

ネジ式になっているので分離します。

分離した様子の写真

 

DCプラグの電極は長さが違うのでコードもそれに合わせてカットします。

DCプラグとコードの写真

コードの長い方(真ん中の電極)が+プラスになります。

長さ合わせ後の様子の写真

 

素線を電極に半田付けします。

半田付け後の様子写真

 

プラグのカバーを通して締め込みます。

カバーを締める様子の写真

プラグ完成の写真

 

コードのもう一方をセンサースイッチINPUT側の接点に装着します。(白ライン入りのコードが+プラス)

センサーにプラグ付きコードを装着する様子の写真

コード装着の様子写真

 

できあがり

出力側の先端はここではDCプラグにしていますが 必要に応じてギボシ端子やY字端子でも良いです。

センサー基礎部の写真

 

電池を入れて

電池をセットした様子の写真

 

機器に接続して使用します。

ジュエリーライト&電源ボックスの写真

DCジャック接続の様子写真

センサー式LEDの基本動作を動画で見てみましょう。

センサーが人を感知するとスイッチがONし、LEDが発光します。人が感知域から離れるとスイッチがOFFしてLED消灯。基本的に操作不要で自動です。

電池式は電源部分を目立たせずコンパクトに仕上げたい場合におすすめです。

 

人感センサースイッチの詳細はこちら


 

LED用電源ボックスの詳細はこちら


 

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