超簡単!電気工作&配線入門書⑤ リレー回路準備 電源BOX作製

電気関連

crew-rです。

別記事ではリレー回路準備として電源BOXを作製するにあたって必要な機材を御紹介しました。

今回はこれらの機材を実際に配線で接続して稼働するようにしていきたいと思います。

超簡単!電気工作&配線入門書② 基本技能習得
この記事では 電気工作で必須となるコードの被覆剥きと端子圧着を専用器具を使用して行ういわば基本技能の習得を紹介しています。また揃えておくべき器具、機材についても紹介しています。
超簡単!電気工作&配線入門書④ リレー回路入門準備
この記事では24V(ボルト)の電源で作動するリレー回路の基本を習得するにあたり その準備としてAC100V~DC24Vへの電源変圧装置の作製に必要な機材、そして今後使用するリレー類を御紹介しています。
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コンセントケーブルの作製

まずは電源を供給するための1次電源 つまりコンセントケーブルを作製します。

ここで使用する圧着端子はR2-5(または2-M5)となります。「R2」の2は配線コードの径になります(2-M5も同様)。

2sqに対応する端子という意味です。続いて「R2-5」(2-M5)の「5」(M5)は丸形端子の穴径です。

径5mmのボルト(ビス)に対応した端子という意味です。

ブレーカーの端子台のビス径が5mmなのでこれを使用します。

 

中間スイッチは絶対になくてはならないものではありませんが一応作製手順を御紹介します。

コンセントケーブルを任意の位置でカットします。

裏面のビスを外して分解します。

端子用ビス径に合った端子を使用します。(この例ではR1.25-S3.5)

1.25sq用のボルト径3.5mmに対応した端子です。

 

なるべく小さいサイズを使用しないとスイッチ本体が合わさらず、無理に閉めようとすると割れてしまいますので注意して下さい。

 

スイッチの溝にコードを押し込む要領で

 

スイッチが隙間なく締めることができるか確認

大丈夫ならビスを締め付けて閉じます。

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コンセントケーブルをブレーカーに接続する

作製したコンセントケーブルをブレーカーに接続します。

ただ絶対にコンセントはまだ差し込まないで下さい。

全ての配線が完了してからです。

線の極性はないので気にせず締め付けていきましょう。

ここで注意点ですがブレーカーの上側に電源側、LINEの刻印がありますがここが電源側すなわちコンセントケーブルを接続する所です。

 

一方、下側には負荷側、LOADの刻印がありますがここから負荷(パワーサプライや電気機器)へ流れていくという意味です。

負荷側 LOADから次はパワーサプライのINPUT側に続きます。

下のOUTPUT側から24V(ボルト)に変換された電気が流れていきます。(※この段階ではまだ配線はつないでいません。)

コンセントへ差し込んだら電気が来てブレーカーの電源側(LINE)→負荷側(LOAD)→負荷(パワーサプライやその他 電気機器)へ流れていきます。くれぐれも間違えないようにして下さい。

ブレーカー~パワーサプライへの接続

ブレーカーに接続する端子はR2-5でパワーサプライ側はR2-4です。

紛らわしいですがそれぞれのビス径の関係でR2-5の端子はパワーサプライの端子台にはつかえて入らないためです。つまり、ブレーカーのビス径は5mm。一方パワーサプライのビス径は4mmです。

 

 

これで電源部分は配線が完了しました。

電圧の調整

この段階ではじめて電源を投入します。コンセントを差し込み中間スイッチ(装着した場合のみ)ブレーカーをONにしてパワーサプライが作動するのを確認します。

マルチテスターで電圧を確認しながら調整します。

V.ADJ(アジャストスクリュー)を精密ドライバーもしくは先の細いドライバー(+)で廻しながら調整します。

細いドライバーを突っ込んで右廻りで電圧UP

左廻りで電圧DOWNします。

24vに合わせて調整します。

表示機能付きのものは数値が24Vになるところまで調整します。

 

 

 

まとめ

以上で24V機器用の電源供給装置が完成しました。

これにリレーやタイマーリレー、その他機器を組み合わせて接続し 24Vの電気機器を自在に動作させることが可能になります。

次回からはいくつかの具体例を御紹介していきます。

超簡単!電気工作&配線入門書⑥ タイマーリレーを動作させる。
この記事ではDC24V専用のタイマーリレー単独での動作を御紹介しています。また関連する準備作業についても詳しく解説しています。

 

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