crew-rです。
リチウムイオン充電池18650を購入したものの「あれ、使えない！」という経験をしたことはありませんか？
電気機器に電池を入れようとしても収まらない。電池を比べてみると微妙に長さが違う。同じ18650型なのになぜ？
私もそうでしたが同じ経験をした方もいると思います。特に充電器とセットで購入した場合、どうしたものかと悩んでしまいます。
どうにか使い道を探っている方へ 一つの方法として 電気工作の電源用として活用する例を御紹介します。
18650電池について
18650電池は単3型乾電池に形は似ていますが 大きく、一度の充電で長く稼動できるのが特徴です。
電池1本の電圧は 単3電池の1.5Ｖ（ボルト）に対して18650電池は3.7Ｖ（ボルト）です。
私の場合、この電池を知ったきっかけは 充電式の小型防犯カメラでした。電池を取り出してみると18650と表記されていたので単純にもう1セット電池を入手して充電しながら交互に入れ替えて使おうと思い、通販で充電器とセットで購入しました。
充電した電池を早速入れ替えてみようとカメラにセット。が、フタが閉まらない。何度か虚しい試みをくり返した後、元々カメラに付属していた電池と比べてみると微妙に長いのです。
型式があるのになぜか長さやプラス電極の形状が数種類あるようです。
写真の場合、上の電池が全長６５mm、下が６７ｍｍです。
プラス側の電極も平坦な物、少し凸になっている物とがあります。
購入する際はこれを確認する必要があります。
電源用電池ボックス
電源用の電池ボックス（18650 4本用）を通販で入手
500円程度です。
全長65ｍｍの電池は収まります。
67ｍｍの電池は入りません。無理に入れようとすると破損するでしょう。
電池ボックスを加工する
電池ボックスの長さを２～３mm程度長くしてどちらの電池も収まるようにしていきます。
プラ段をカットして枠を作成します。
電池ボックスをカットします。
まずは線引きします。
精密のこぎり等でカットします。
カットした電池ボックスに電池をセットして形を整えてからプラ段と電池ボックスの裏面に瞬間強力接着剤（ジェルタイプが良い）を塗布してしばらく手で押さえます。
しばらくすると固着します。プラ段の底板以外はカッター等で切り取ります。
これでどちらの電池も収めることができます。
コードにDCプラグを装着する
自作用DCプラグ（外径5.5mm、内径2.5mm）
100円程度です。
ネジになっていて分離できます。
カバー部にコードを通します。
はんだ付けします。（赤コードがプラス、黒コードがマイナス）
カバー部を締めて出来上がり。
使用例
こちらは自作用のDCジャック（外径5.5mm、内径2.5mm）を装着しています。電池ボックスのDCプラグの相手側になります。
動画で見てみましょう。
まとめ
18650電池は全長やプラス電極の形状が数種類あり、購入する際は事前にこれらを確認する必要があります。
今回は意図するものと違う電池を入手してしまった場合の活用例の一つを御紹介しました。
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