crew-rです。
別記事で24V(ボルト)のタイマリレーを使ってランプを点滅させる様子を御紹介しました。
今回は同じタイマリレーを使い さらに人感センサーを追加して100均のイルミネーションアイテムを自動で点滅させてみます。
使用する機材
24V(ボルト)電源アダプター
コンセントに差し込むとAC100V(ボルト)をDC24V(ボルト)に変換して出力します。
パワーサプライより安価で手軽に使えます。
電圧変換アダプター
イルミネーションアイテム用の電源として使用します。
中央部のロータリースイッチを回して電圧を調整できます。
3V(ボルト)~12V(ボルト)まで7パターンあり 任意に選べます。
人感センサースイッチ
スイッチをON,OFFする代わりに 人が近づくとセンサーが反応して電気を出力し、離れるとOFFします。
タイマリレー&ベースターミナル
端子台
ショートバー 渡し配線を手軽にするアイテムです。
配線用のコード
100均のイルミネーションアイテム(電池ケースから配線コードを切り離してY字端子を圧着しています。)
使用する主要な機材は以上です。
では順を追って配線していきます。
タイマリレーの設定とベースターミナルへの取り付け
このタイマリレーは動作の設定を4つのディップスイッチで行います。ここではタイムレンジを10秒 動作モードを一番下のパターン図に合わせてみます。先の細い物(ペンシルの先など)でディップスイッチを左右どちらかに動かして設定します。
この例では4つのディップスイッチを写真での一番上を右、2番目を左、3番目を右、一番下を右にします。
タイマリレーの設定をしたらベースターミナルにセットします。
ベースターミナルの穴とタイマリレーの極部を合わせて差し込みます。
時間の長短は赤い指針のダイヤルを回して調整します。
隙間が無いようにセットします。
24V(ボルト)電源~タイマリレー
まず 24V(ボルト)電源アダプターから人感センサーを介してタイマリレーを作動させるための配線です。
両端の素線を出した2芯線を用意します。(素線部は5mm程が良いでしょう。)
ここでの例では判りやすく赤色を+プラス,黒色を-マイナスとして説明していきます。
電源アダプターに付属のジャックに素線部を差し込んで小ネジを締め付けて挟んで固定します。
もう一方の端部素線を人感センサースイッチの入力部に接続します。先ほどと同様に素線部を隙間に差し込んで小ネジを精密ドライバー等で締め付けて固定します。
ジャック部を24V(ボルト)アダプター本体のジャックにつないでコンセントに差し込めば電気がセンサーに来ます。
次は センサースイッチから出力された電気をタイマリレーに通すための配線です。一方の端部を素線 もう一方の端部をY字端子にした線を用意します。
センサースイッチの出力部に素線を接続します。
もう一方の端部 Y字端子をタイマリレーのベースターミナルの⑬番と⑭番の接点に接続します。
(写真では ⑭番接点に+プラス 赤コード ⑬番接点に-マイナス 黒コード)
3~12V(ボルト)電源アダプターから端子台までの配線
3~12V(ボルト)調整式アダプターに付属のジャックに素線を接続したコードを作製します。
一方の端部はY字端子にします。
Y字端子部をベースターミナルの⑨番⑩番に接続します。
タイマリレーと端子台を接続するので両端をY字端子にしたコードを用意します。
渡し用のショートバーを半分にカットします。+プラスと-マイナスのグループ分けをするためです。
端子台の保護カバーを一旦外します。
端子台の小ネジを緩めて隙間にショートバーを差し込みます。ここではこれを+プラス用とします。
残りのショートバーも同様に差し込みます。ここでは-マイナス用とします。
先ほどのコードをタイマリレーの⑤番⑥番に接続します。
※ターミナルの⑤番と⑨番 ⑥番と⑩番は導通するので必ず同じ極性(+プラス、-マイナス)にしなければなりません。
端子台にもう一方の端部を接続します。
端子台にイルミネーションアイテムを接続する前の配線全体の様子です。
端子台~イルミネーションアイテムの配線
イルミネーションアイテムのコードをY字端子に加工していた物を端子台に接続していきます。
端子台に接続して複数のアイテムを同時に点滅させる事ができます。
端子台の配線が完了したら一旦外しておいた保護カバーを取り付けます。
動作の様子
人感センサーが反応すると動作開始します。人が感知域を外れるとしばらくして動作OFFします。
動画で見てみましょう。
タイマリレーを活用して100均のイルミネーションアイテムの動作にアレンジを加えてみるのも一興ですね。
使用した機材の御紹介
24V(ボルト)電源アダプターの詳細はこちら
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