お手軽リフォーム 簡単補修技 木板の波打ち対策法

衣装スペースの写真 DIY

crew-rです。

今回は 簡単にできる補修ワザを御紹介します。

湿気を帯びやすい場所でよく起きるのが木製の板などが波打ってくる現象です。

これを手頃な機材を使用して見栄えよくあまり手間をかけずにリフォームしていきましょう。

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木材が波打つ

木製の衣装棚や物置きなどの側板部分(薄い木材で造られていると思われる。)が経年で表面がはがれた様になり、やがて波打ってくる。見た目も悪く不衛生ですが これを木材を加工して構成し直すとなると、手間や出費が大変です。

側板の波打ちの様子の写真

使用する機材

段ボール プラスチック(段プラ またはプラ段と呼ばれる。)

軽量でカットしやすく様々な用途に使えます。

段プラの写真

カッター&定規(頑丈な物が望ましい。)

段プラをカットするのに使用します。

カッターと定規の写真

 

皿頭のビス

下地に段プラを固定するのに使用します。段プラと面一にするため皿頭ビスを使用します。

皿ネジの写真

電動インパクト&プラスのビット

電動インパクトの写真

メイクアップシート(木目調)

裏面がシールになっていて貼り付けて使用します。用途に合わせていろいろな模様があります。

メイクアップシートの写真

あとは段プラに貼るための両面テープ(強力タイプが良い。)です。

段プラを適宜サイズにカットする

まずは寸法取りをします。

採寸の様子の写真

同じサイズの物を2枚切り出します。1枚は土台用、2枚目にメイクアップシートを貼って土台用段プラの上から両面テープで貼り付けます。切り出したら一度合わせてみて確認すると良いでしょう。

土台用段プラを下地に固定する

電動インパクトを使用して皿頭ビスで土台用段プラを固定します。

段プラを固定した様子の写真

土台に両面テープを貼り付けます。(剥離シートはまだ取らない。)

両面テープの剥離シールの写真

表用の段プラにメイクアップシートを貼り付ける

段プラのサイズに合わせてメイクアップシートをカットして貼り付けます。

まず、シートのシール部分を2~3cm程度はがして上端部を貼ります。

シート貼り始めの写真

剥離シールを少しずつはがしながら張り気味にして気泡が入らないようにシートを貼っていきます。

シート貼り付けの様子の写真

小さめの気泡ならば細い針で突いてやれば解消します。

針で突いて気泡を出す様子の写真

 

できあがり

段プラにシートを貼った様子の写真

土台に表用段プラを貼り付ける

土台用段プラに貼った両面テープの剥離シールをはがして表用段プラを貼り付けます。

リフォーム後の写真

以上で完了です。段プラは空洞になっていて通気性も良く この対策後は快適に使用できます。

写真の例は施工して2年半ほど経ちますがきれいな外見を保っています。

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湿気を呼びやすい部屋の対策

築年式の古い住居など 構造上どうしても湿気を帯びやすい場所があります。これらは根本的な対策は難しく極力 風通しや空気の入れ換えを心がけるしか無いようです。

暑い夏期はともかく、冬の時期は特に湿気を帯びやすいようです。

除湿剤を置いておくと湿気の多い部屋ではすぐにケースの中に水がたまります。

除湿剤の写真

乾燥除湿機を使うのも手です。洗濯物の乾燥にも使えます。

乾燥除湿機の写真

 

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まとめ

湿気で経年劣化した木製側板は段プラとメイクアップシートで手軽に補修できます。

メイクアップシートは様々な模様の物があり、その中から下地に近い物を選ぶと良いでしょう。

また、湿気を帯びやすい部屋は換気と除湿を心掛けるようにしましょう。

 

 

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