皆様こんにちはcrew-rです。
御覧いただきありがとうございます。
別記事で配線コードをカットしてその両端に端子を圧着するところまで御紹介しました。
今回は作製したコードの導通状態をテスターを使用してチェックしてみましょう。
あわせて家庭でもできるテスターの簡単な使い方の御紹介をしていきます。
それでは参りましょう。
マルチテスターを準備する
はじめに マルチテスターとは 導線コードの導通状態のチェックや電池の状態(使用可能か寿命が近いか等)、コンセントに電気が来ているかの確認をするための器具です。色々な種類の物が出ていますが高性能、高精度になる程 高価格になっていきます。
ですが家庭で使う分にはそれほど高性能の物でなくても大丈夫です。
デジタル表示の物もあります。
個人的にはアナログ指針表示の物が視覚的に好みです。
ホームセンターで見かけた千円台の物を購入してみました。
本体は手の平に収まる大きさです。
導通状態のチェック
作製した端子圧着済みコードの導通状態のチェックをします。内部断線や端子の圧着不良の状態だと導通チェックで判ります。
まずテスターのダイヤルを回して導通チェックの所に合わせます。
この状態で器具の導通チェック機能が正常かを確認します。
チェック用ピンを接触させて反応するか確かめます。
メーターの指針が振れていればOK(今回使用したこの器具はOKブザーがピーと鳴ります)。
次は作製したコードをチェックします。
これで指針が振れてピー音が鳴ればOKです。
もし指針が振れなければNGで 断線や端子の圧着不良が考えられます。
初心者のうちは被覆の上から端子を圧着させてしまっている事がよくあります。銅線と端子を圧着しているかどうか確認しましょう。
下の写真のように あくまでも銅線を圧着しなければなりません。
(判りやすくするため わざと銅線部分が目立つように圧着しています。)
実際には これくらいがいいでしょう。(被覆部分と端子の隙間を少なく)
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マルチテスターのその他の使用方法
今回使用しているマルチテスターは安価ながら他にも電源に電気が来ているか とか乾電池やアルカリ電池の状態を調べる事ができます。
コンセントに差して電圧を調べてみましょう。
まずダイヤルをAC150Vの所に合わせます。
次にコンセントにそれぞれピンを差し込みます。
この場合 赤、黒がコンセントのどちら側でも問題ありません。(+、-が無いので)
※ 注意点 コンセントにピンを差しているときは絶対にピンに触れないで下さい。
(感電の危険あり)
また差さっているピン同士も絶対に接触させないようにして下さい。
(赤と黒のプラスチックの部分はOK、操作するときもここを持って下さい。)
水や金属を介してピン同士が接触するのも絶対NGです。
家のブレーカーが飛んで停電します。
最悪の場合 電力工事会社さんに来てもらう事になります!
以上の注意点を踏まえた上で
次は単1の乾電池がまだ使用可かどうか確認してみます。
写真のようにダイヤルを回して合わせます。
あとは車のバッテリーの電圧を測定する事もできます。
取り扱い説明書も判りやすく記載されており この器具はお勧めです。
まとめ
以上 マルチテスターの基本的な使い方を御紹介しました。
様々な電子機器が存在していますが 大なり小なり故障や不具合はあります。
その原因を探っていくのにテスターは不可欠です。
次回は作製したコードを機材に接続してみましょう。
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