crew-rです。
車のドレスアップ用に購入したLED部品が使い物にならずにガックリ といった経験をしたことはありませんか?
例えばリモコンで操作できるT10型のウエッジバルブ
ネット通販で安価に販売されており、基本的な用途は車のクリアランスライト等と付け換えてリモコンの操作で変色やフラッシュ等のアクセントを加える物です。私も試してみました。
ところがこのリモコンは実に使い勝手が悪く車用のアイテムとしては使途が限られると思います。
まず、LEDバルブの1m程度の距離で正面に向けないと作動しない。これではクリアランスランプに使用した場合は室内からの操作は不可です。操作の度に毎回車外に出なければならず 何のためのリモコンか判りません。車で使用するならルームランプなどリモコンを近づけて操作できる物に限られるでしょう。
しかし、せっかく入手したので何か使えないか?
そんな時に思いついたのが家の中で電気工作に使うことです。その一例を御紹介します。
100均のイルミネーションアイテム改造に使用する
ダイソーのキラキラスター 100均では結構人気が高いそうです。電源はボタン電池3個で 裏面のスイッチをONすると白色に点灯します。
これを加工して件のリモコンLEDバルブを組み込んでバージョンアップしてみることにしました。
使用する機材
車用の部品を家庭内で使用するため12V(ボルト)の電源が必要ですが これもネット通販で便利なアイテムが低価格で入手できます。
コンセントに差すと12V(ボルト)に変圧されます。これを少し加工します。
T10バルブ用のソケット
(写真の物は端子を圧着しています)コードが付いた状態で数個入り数百円程度で販売されています。
加工の手順
精密ドライバーで電池フタを取り外します。
基礎部分はそれほど強固に接合されてはいないのでマイナスドライバーの先を隙間に差して少しずつこじってやれば結構簡単に外れます。
構成部品を全て取り外してプラスチック部分のみにします。
ドリルで穴を開けるかニッパー等で切り開くなどしてソケットが入るようにします。
外側からソケットを入れます。
裏面はシリコン剤を塗布して乾燥させます。
バルブ差込部の様子
12V(ボルト)用のT10ウエッジバルブを抜き差しして使用できますので好みの物を差し込めます。
電源部はワニ口クリップ側を加工します。
真ん中あたりでカットします。
電源側にメス端子、ワニ口クリップ側にオス端子を圧着します。ワニ口クリップを使用する際はつなげます。
この例で使用している端子です。圧着しやすく便利です。
オス端子
メス端子
基礎部のコードにオス端子を圧着してLEDバルブを差し込みます。
電源部のコードとつなぎます。
キラキラスター本体に取り付けます。基礎部の溝をはめ込むだけでOKです。バルブの脱着時に取り外しが容易です。
コンセント側につないで差し込めば動作できます。
もう1個のバルブには23A型電池をつないでみました。(これはあまり長持ちしないのでおすすめしません)
動作の様子
バルブが2個セットで販売されている場合がほとんどでせっかくなので2個とも使ってみます。
ここで車用には不足していた送受信機能が奏功する場合があります。
それはライトを個別に操作できる点です。(2個のバルブはある程度離しておく)
送受信感度が高い物は2個とも同調して動作する(本来はこれが正常)ので 個別に違う点灯パターンはできません。
それを踏まえて動画を見てみましょう。
今回使用した機材
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