誰でもできる!電気工作のススメ
はじめまして、crew-rです。
いきなりですが皆さんは電気部品(機器)の取り付けや設置を自分でやってみたいと思ったことはありませんか?
また、身近な友知人でカー用品のコードを車の内張りやダッシュボードに隠してスマートに取り付けている人はいませんか?
そんな人たちはコードを途中でカットして加工し、内装の裏側などに配線しているのです。
配線の加工なんて 一見敷居が高そうですが やり方を知ればそれほどむずかしくはありません。
さらに電子機材を使用して家庭でも使用できる電気工作の方法を解説します。
これから写真や図解で基本的なものからご紹介していきたいと思いますので興味のある方は御覧ください。
使用する工具・機材
まず、電気工作を始めるにあたって使用するいくつかの専用工具・機材があります。
電気工作で使用するもの
- 電工ペンチ
- ニッパー
- プラス(+)ドライバー
- 圧着端子
- 配線コード
- 絶縁用スリーブ
- マルチテスター
電工ペンチ
電気工作で使用する代表的な工具で よく使用されるのがこの2種類です。
どちらも端子を圧着するのに使用しますが、圧着する端子の種類が異なります。
左側のはホームセンターやカー用品店でもよく見かけるもので知っている方も多いでしょう。
右側のは電気屋さんの方が使用頻度が高いと思います。
このコーナーでは主に右側のこのタイプの方を使用して説明を進めていきたいと思います。
大きさも写真のもの位が作業しやすいと思います。
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ニッパー
これは配線コードを適当な長さにカットしたり、両端の被覆を取って中の素線(銅線)をむき出しにするのに使用します。
ワイヤーストリッパーという被覆取り専用の工具もありますが、ニッパーでの代用もそれほどむずかしくはなく
慣れてしまえばワイヤーストリッパーは持っていてもほとんど使用することはないと思います。
刃の部分に丸い切り欠きがあるニッパーはケーブルの被覆取りに便利です。
プラス(+)ドライバー
これは端子を端子台やリレー(別記事にて後述します)にネジを締めて固定するのに使用します。
先が細い方をよく使用します。
圧着端子
配線コードの両端の素線部に圧着して取り付けそれぞれを機材にビス締めすることにより電気の通り道を造るためのものです。
また、オス、メスの端子でケーブル同士を接続することもできます。
形状によりいくつかの種類があります。
丸形端子
Y字端子
ギボシ端子(シールドタイプ)
ギボシ端子(2ヶ所圧着タイプ)
配線コード
電気の通り道となる銅線です。
被覆を取り銅線を露出させ これに端子を圧着して使用します。
絶縁スリーブ
端子の圧着部分を保護して外部への絶縁の役目をします。
ビニールテープでの代用も可
マルチテスター
電圧を測定したり 導通状態を確認するのに使用します。
アナログ(指針)表示タイプとデジタル表示タイプがあります。
写真はアナログ表示タイプのテスターです。
まとめ
ここまで 電気工作に使用する主なものを紹介しました。
次回はこれらを使って導線を作成してみましょう。
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