crew-rです。
今回は 少しトリッキーな動作をするリレー回路に挑戦してみます。フリップフロップ回路といってスイッチのON,OFFに連動して4つのリレーがランダムな感じでON,OFFします。
フリップフロップ回路の回路図
回路図になります。
グループ分けしてみます。
グループごとに分けて 順に配線していくと間違えずに配線できます。
配線作業
実際に回路を作成していきますが決め事をしておきます。
パワーサプライ横のリレー4個を左側から順にR1,R2,R3,R4とします。
尚、パワーサプライから出力される24V(ボルト)の電源は+(プラス)を赤色コード、-(マイナス)を黒色コードにつないでいます。
-(マイナス)側の配線
まず-(マイナス)線をリレー4(R4)の⑥番につなぎ さらにリレー1(R1)の⑦番に渡します。
続いてR1の⑦番からR1の⑥番 そこからR1の①番へと渡します。
R1の①番からR2の⑤番へ渡し
R2の⑤番からスイッチの片方への線へつなげます。スイッチ用線には判りやすく黄色のテープを巻いておきます。
+(プラス)側の配線
-(マイナス)側と同様に+(プラス)線からR1の⑭番 R2の⑭番 R3の⑭番 R4の⑭番へとつないでいきます。(赤色の線です。)
他の信号線の配線
+(プラス),-(マイナス)の配線が完了したら 次は他の線をグループごとに配線していきます。判りやすく線を色分けしています。
まずスイッチのもう一方へつながる線をR1の⑬番へつなぎます。
次はR1の⑨番からR2の⑨番 そこからR4の⑤番へと渡していきます。(青色線)
続いてR1の⑩番~R2の⑥番~R3の⑤番へと渡します。(白色線)
さらにR1の⑪番~R4の⑩番~R3の②番へと渡します。(茶色線)
R4の⑨番からR2の⑬番(黄緑色線)
R2の⑩番~R3の⑨番~R3の⑬番(黄色線)
最後にR3の⑩番からR4の⑬番へつなぎます。(緑色線)
配線完了
黄色のテープを巻いた線の端子をつけたり離したりしてスイッチのON,OFFを再現するとリレーが動作を開始します。
動作の様子
動作の順序は
1. スイッチONでR1とR4がON
2.スイッチOFFで R1がOFFしてR2とR4がON
3.再度スイッチONでR2とR4がOFFしてR1とR3がON
4.再度スイッチOFFで全リレーOFF
上記を繰り返します。
動画で見てみましょう。
基本的にスイッチをON,OFFする動作が必要ですが 続編記事ではこのスイッチの代わりに単独でON,OFFするタイマーリレーとセンサーを使って自動で動作させてみましょう。
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