crew-rです。
以前 別記事で御紹介したドライブレコーダーの駐車中記録システムにて 最近 ドライブレコーダーが作動しない現象が発生しましたので対策の実例を御紹介します。
ドライブレコーダーが作動しない
駐車中のドライブレコーダー記録システムを構築したのは2022年の事でした。走行中に充電できるバックアップ用の電源を設置し、ドライブレコーダーをオプションのタイマーユニットを介して作動させるものです。ドライブレコーダー,タイマーユニットともにユピテル製です。
これが最近 エンジン始動してもドライブレコーダーが作動しない現象が散発しました。
バックアップ用電源も電圧は充分でタイマーユニットもONの状態ですが何故かドライブレコーダーは作動せず。
タイマーユニットの設定内容は 検出電圧(ドライブレコーダーをOFFさせる電圧)を11.6V
OFFタイマーを12時間にしていました。
しばらく電源OFFして放置しておくと復帰したり…を何度か繰り返し そのうち全く作動しなくなりました。
タイマーユニットの故障
バックアップ用電源からタイマーユニットまでの電気は来ている事から このタイマーユニット自体の故障を疑い やがてスイッチをOFFにしてもタイマーユニットがONしたままになっているのを見て間違いないと判断しました。
ネットで文献を見てみると やはり同様の不具合があるようで 個体差も含めて ある程度消耗品と割り切る必要があるようです。私の場合 アイドリングで1~2時間程車内で過ごす事が多いので それもタイマーユニットの寿命を縮める要因なのかもしれません。
とりあえず交換すべく新品を入手して復旧に着手します。
タイマーユニット交換&配線見直し
タイマーユニットが不具合にて正常動作しなければドライブレコーダーも作動しないので とりあえずドライブレコーダーを作動させるにはバックアップ用電源からの電気を直接ドライブレコーダーに接続し直す必要があります。ギボシ端子でつないでいるので付け換えする度に抜き差しするのは断線のリスクもあり結構面倒なので 次回不具合再発時に備えて 電源の切り換えを容易にするためワンタッチコネクターで要所をつなぐ配線に変更します。
タイマユニット~ドライブレコーダーの配線のうち 黄色線(+プラス)と黒線(-マイナス)を途中でカットして 2極ワンタッチコネクターでつなぎます。
あと 予めオスコネクターとメスギボシ メスコネクターとオスギボシの中継線を作製しておきます。
オス&メスのコネクターで着脱の簡易化を図ります。
着手前 バックアップ用電源のスイッチをOFFしてインプット線とアウトプット線を抜いておきます。
アウトプット線も長過ぎるのでこの機会にカットしてスッキリさせます。
被覆を剥いて
オス、メスのギボシを圧着します。
つなぎます。
それぞれつないでいきます。
オス、メスのギボシ接続部を一旦切り離して 作製しておいたコネクター線をつなぎます。
通常はバックアップ用電源からタイマーユニットへつながり(写真下側)
タイマーユニットからドライブレコーダー(写真上側)へとつながっています。
さらに下側に見える赤色線はACC線でそのまま残します。
タイマーユニット故障時はこのようにバックアップ用電源からドライブレコーダーへコネクターをつなぎ換えてレコーダーの稼働保持を図ります。
配線完了
土台の中へ配線を収めます。
バックアップ用電源を設置して各配線をつなぎます。
バックアップ用電源固定用兼小物入れを元に戻して作業完了。
駐車中のドライブレコーダー稼働にはタイマーユニットはある程度必須と言えます。過去にセルスター製のドライブレコーダー&タイマーユニットを使用していた事もありましたがちょこちょこ電源OFFや再起動したりが散発した経験もあり、現状はある程度 消耗部品と割り切る方が無難なのかとも思います。タイマーユニット故障時にはとりあえず電源をタイマーユニット中継からドライブレコーダー直結へ切り換えられるようにしておくのが良いと思います。
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