crew-rです。
イレクターパイプやメタルジョイントを活用しての自作棚などを いくつか御紹介しましたが
今回はプリンターの台に収納用の小棚を作製 設置する例を御紹介します。
構想と採寸
机の横に台を設置してプリンターを乗せて長年使用してきましたが インクや印刷用紙などの収納場所がなくプリンターの上に置いたりしているのでコピー時にフタを開けるのに その都度どかさねばならず 結構わずらわしいものです。

プリンター後部の空きスペースに棚を作製して設置しようと思います。

空きスペースの縦寸法 20㎝程あります。

横寸法は40㎝程です。

この寸法をもとに3段くらいの小棚を作製して設置しようと思います。
土台部を組む
イレクターパイプやジョイント類を揃えて まずは土台部分を組んでいきます。

縦用のパイプを切り出します。

横用のパイプも同様に切り出します。

これらのパイプをジョイントに突き当てまで差し込んで ちょうど外寸20㎝×40㎝内に収まります。
プリンターの高さに合わせて一段目の棚を組んでいきます。

いい感じです。

段を追加していく
ゴム製のエンドキャップを脚部に装着します。



棚板支え用のパイプを追加します。


プラ段やパロニアで棚板を作製します。
まずは外寸に合わせて切り出します。

支柱部をカットします。


台にセットします。1段目の出来上がり。

支柱は長尺パイプを使うのが一般的ですが短寸の物を継ぎ足していく方法もあります。

棚の外寸(縦)に合わせて切り出したパイプの切断面にエンドキャップを装着して見栄えを良くします。

切断面(とくに内側)のバリをヤスリで取って滑らかにしておくとエンドキャップが円滑に入ります。

ジョイントでパイプを継ぎ足していきます。

仮組みしておきます。

パイプを差し込みます。

棚板用のL字型ジョイントを まず対角2か所仮組みします。


パイプを差し込み 落ちない程度に軽く締め込みます。

その後 残り2か所のL字型ジョイントを組付け 先に組んだ継ぎ用のジョイントも併せて全体の形を整えてから本締めします。


1段目と同様に棚板をセットします。

天板部は面積を広く取るように組んでみます。


天板用の支柱を追加します。

外寸に合わせて天板を切り出します。

DSC_0925
天板にタッピングネジで打ち込むか または両面テープで貼り付けるなどして固定すれば完成です。

設置した様子
完成した棚を設置してみました。

周辺用具を置いた様子

天板には印刷用紙を置きます。

コピー時のフタの開閉も問題なし。

メタルジョイントとイレクターパイプで作製した棚は使用しなくなった時は分解して 別の棚などを作製するのに再利用できるのが利点です。
以上 狭いスペースに合わせた棚の作製例を御紹介しました。
使用する機材
イレクターパイプ(外径28mm)



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