crew-rです。
別記事 よろづ crew-r の「リモコンで操作する天井裏音響装置作製手順」では装置の作製方法を解説しました。
今回は装置の設置やコード類の配策の1例を御紹介していきます。
なるべくコード類を目立たせないようにする
装置から電気機器までの多芯コードや電源用のコンセントケーブルなどはなるべく目立たせずにスッキリと配策したいですね。
私の場合は食器棚横に備品用棚(ラック)があり、そこに装置のプラボックスを設置しました。
ラック棚の支柱などにコードを這わせて所々結束バンドで留めてやれば目立たず きれいに配策できます。
ブザーへつながる6芯コードは食器棚の裏側へ入れ込み 見えなくします。
天井裏へコードを通すため 棚上の転倒防止用の突っ張り棒を加工し、中を通せるようにしました。
天井のボード(突っ張り棒の天板部)にビットタイプのホルソー(穴開け用工具)&電動インパクトで穴開け加工
突っ張り棒で隠れます。
棚の裏側から突っ張り棒の土台部を通して天井内へ入れ込んでいきますが、突っ張り棒には6芯コードに端子を圧着する前に通す方が入れやすいようです(端子を付けた後では穴に入りきらない)。またあらかじめ突っ張り棒からコードをブザーまでの距離分出して作業しやすい下で端子を圧着してから天井の穴へ入れ込むようにしました。
天井部の配策
私の場合は食器棚上からコードを引き、そこから居間側へ5mほど引き込みました。
なので天井のボードを何枚か外さねばなりません。
ボードはサイズが何種類かあるようですが小さな釘で打ち込まれているので釘抜きで外しました。
また隙間なく取り付けられていて素人が脱着するのは難しいようです。(外す事はできても 取り付け時うまくいかない)
何枚か壊してしまったので石膏ボードに付け替えました。またその時に釘から小ビスに換えて脱着しやすくしました。
なので設置場所は熟考して最小限度の加工に留めた方がよいです。石膏ボードそのものは45cm×90cmサイズが8枚入りで4000円程度(吉野石膏 タイガーボード)で入手しました。
天井のボードビス打ち部分は木の梁になっていてその上(本当の天井)はコンクリートでした。梁とコンクリートには所々クリアランスが設けられていてコードはそこを通しました。
天井の梁はボード1枚分のスペースごとに仕切られた形になっていてブザーはその中に設置します。そのスペースをブザーのスピーカー部以外を吸音材で敷き詰め さらに段プラでふたをする形をとり、その上からボードを取り付けました。これにより、ブザー鳴動時もかすかに聞こえる程度に抑えられます。
仕上げ
装置のプラボックスを収納する小棚をイレクターパイプとジョイントで作製します。
段プラの切れ端と蝶板で簡易開閉フタを作製
小棚の上に置いただけです。
装置操作時はフタを開けます。
普段は備品を置いて目立たせなくしています。
まとめ
装置や配線コードを目立たせなくするコツは棚の支柱などに沿わせる、既存の棚の裏側へ入れ込む、小棚に収めてその周辺にも物を置くスペースを確保する。等です。
イレクターパイプを使用したDIYノウハウもこちらで御紹介しています。
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