crew-rです。
今回は 日産ノートオーラ(NISMO)へのドライブレコーダーと駐車中録画用のバックアップ電源装着の様子を御紹介します。
基本構想
最新の前後カメラ高画質のドライブレコーダーを所望しているのですが もう1台の車輛のを付け換えたばかりなので、しばらくは そのお下がりを暫定的に使用します。
ノートオーラのヒューズBOXは助手席側グローブBOXの奥にあり、電源取り用のヒューズ取り換えや内装への配線引き回しなどはグローブBOXを外す必要があります。
バックアップ電源iCELL B6Aの設置は今回もグローブBOX内にします。
iCELLへの電源はヒューズBOXからグローブBOX内に引き込み、iCELLからの出力電源はドラレコのタイマーを介してグローブBOX内からインスト内~フロントピラーフィニッシャー内を通して天井ライニングに収めてフロントガラスのドラレコ本体へ接続 というのが基本的な配線になります。
グローブBOX内は 中空の土台を作製して隙間にコード類を収めて 外観をスッキリさせようと思います。
プラ段と有り合わせの発砲スチロール材で土台を作製します。
織毛テープを貼って見栄えを良くします。
グローブBOXの取り外し
グローブBOXの取り外し方ですが プラスドライバーではなく T20サイズの歯車型の工具が必要です。
グローブBOX下のビスを左右とも緩めて外します。
グローブBOXを開き 中央のビス3本を外します。
外すビスはこの5本です。あとは全体を手前に引く要領で外します。
電源取りとコード類配策
E13型ノートオーラのヒューズはマイクロ2と呼ばれる物で平型や低背型とは違い まだあまり世に出回っていないようでネット通販でもあまり見かけません。 iCELLに1本は付属しています。写真では2本ですがこれは前回使用しなかった余りです。
グローブBOXリッドの後方からコード類を通します。
グローブBOXリッド内へiCELLに接続する入力電源コネクター、出力電源コネクター、ドラレコ用タイマーへのコネクターを通します。
必要な長さを確保できたらあとは結束バンドで固定します。
カメラへのコード配策
3M(スリーエム)の強力両面テープ
取り外したドライブレコーダーの再取り付けに使ってみました。
なかなか強力でおススメです。
インスト左側サイドカバーを外します。
次にフロントピラーフィニッシャー左の取り外し まずは該当部位のウエルトを外しておきます。
隙間にツールを差し込むなどして外していきます。
黄緑色のストッパーはエアバッグ作動時にフィニッシャーが飛ばないよう穴と垂直になっています。
ラジオペンチなどでストッパーをつまんで90°回して穴を通して抜きます。(本来は再使用不可部品で切断して取り外します。フィニッシャー脱着時は このストッパーは新品に交換するのがメーカー指示です。)
あとは手前に引き抜く要領でフィニッシャーを取り外します。
カメラに接続するジャック部を出してあとはヘッドライニング内へ押し込んでいきます。
マップランプ部は無理にヘッドライニング内へ押し込まなくても目立たないので良しとします。
ピラーフィニッシャー部は既存のコードに結束バンドで固定します。
ギボシ側をインスト下へ通します。
ジャックのオスギボシはタイマーの出力線(メスギボシ)につなげます。
iCELL出力線にギボシを付けます。
ACC用の二股線(別途作製)
一方はiCELL出力線のACCへ(二股のオスギボシにはヒューズBOXからのACC線がつながります。)
もう一方はタイマーのACC線(白線)へつなぎます。
iCELLの電源コードをつなぎます。
マイナス(アース)側は金属部分に共締め
プラス側はヒューズBOXからの電源線(メスギボシ)へつなぎます。
各コードの接続が済んだら余ったコードを束ねて邪魔にならない所にバンドで固定します。
内装の復帰と電源接続
グローブBOXを元に戻します。
サイドカバーを元に戻します。
ピラーフィニッシャーも逆手順で元に戻します。
ウエルトを元に戻します。
仕上げにグローブBOX内の接続
土台下に余分なコードを収めます。
iCELLの接続
タイマーへの接続
iCELLの側面の隙間に硬めのスポンジをはめて ずり落ち防止を図ります。
フロントガラスにカメラを取り付けてジャックを差し込んで完了です。
取説類や車検証入れは別途 収納先を移動せねばなりません。
ラゲージルーム内の荷物入れに収めます。
グローブBOX内には とりあえず小物を入れます。
内装の脱着時は参考にしました。
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