ホワイトデーのサプライズはこれで決まり!目を引く演出で彩る‼

電気関連

crew-rです。

男性諸氏の方々 今年のバレンタインデーはいかがでしたか?

大切なパートナーや意中の女性から想いのこもったチョコレートを頂いた方も多いと思います。

まして それが手作りの物となると喜びも尚一層ですね。

そんな大切な お相手への感謝の意を伝えるホワイトデーが近づいてきました。

今年は あなたのサプライズを演出するアイテムを自作してみませんか?

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24V(ボルト)電源BOX活用実践

別記事にて24V(ボルト)のタイマーリレーを作動させて表示灯を交互に点滅させてみました。解説用の配線で表示灯が隣接する状態で御説明しましたが 今回はこれを実用的な配線にするため少し変更を加えて実際に24Vの電気製品を接続してパフォーマンスを演じてみましょう。

超簡単!電気工作&配線入門書⑦ タイマーリレーで交互点滅させる。
この記事ではタイマーリレーに接続した配線を一部変えることよって違う動作をさせる例を御紹介しています。またリレーのA接、B接の基本的な決まりを簡単に解説しています。

24V(ボルト)のLEDイルミネーションを4色 入手してみました。

全長5m  両端に+(プラス)、-(マイナス)の線が出ています。

写真 LEDテープライト

切断可能な箇所で好みの長さにカットできます。

10㎝刻みで切断可能です。(金色のプリント部分にハサミのマーク)

写真 LEDテープライト切断可能部

とりあえず5mLEDの半分の位置(2.5m)でカットしてみます。

写真 LEDテープライトをカットした様子

切断面はビニールテープで絶縁処理しておきましょう。

写真 絶縁処理

半端な長さで残ったものも取っておけば使えますよ。(再使用方法は別の機会に御紹介します。)

 

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配線を一部 実用向けに変更する。

前回御紹介した配線の回路図をみてみましょう。

画像 回路図

上の回路図で赤色線 P24(+)線は渡し配線になっていますね。

これを表示灯の数と同じ4本の線にします。

このように同じ役目を持つ線(この場合は+プラス線)を複数出すようにする際に「端子台」というものを使用します。

写真 端子台

写真 渡し配線

写真のように+(プラス)~接点⑭へ渡った赤色線はさらに表示灯1(緑ランプ)~表示灯4(オレンジランプ)まで渡し配線でつながっています。

これを一部変更して接点⑭から端子台へと接続します。そこから端子台内で渡し配線をして4本分の+(プラス)電源を取り出します。

写真 端子台渡し配線

上の写真で白いタグ(P24と書いてある)を挟んで向き合った接点(ビス部)はそれぞれつながっています。が、隣どうしは仕切られていてつながっていません。

なので横方向へ渡し配線をすることで+(プラス)の電気が流れて来るようになります。

向かい合った接点はつながっているので同じく+(プラス)の電気が来ています。

それを取り出して4本分の+(プラス)電源とします。

 

こんな感じです。

写真 プラス配線取り出し

端子台が無くてもギボシ端子を使用して渡し配線することも可能です

写真 ギボシ端子での渡し配線

ギボシ端子の圧着手順

ここで使用している端子を御紹介します。

ニチフ製 PC2005-M  オス側の端子です。

写真 オス端子100個入り

写真 オス端子

 

同じくニチフ製 PC2005-F メス側の端子です。

メス端子100個入り

写真 メス端子

 

コードの被覆を取りますが 銅線出代1㎝が目安でしょう。

写真 コード線出代

端子のくびれの部分を圧着します。

 

線を差し込む穴です。

写真 端子穴部

 

ゆっくりとコードを通していき被覆部が突き当たるところで止めます。

写真 コードに端子をセット

 

そのまま ずれないように保持します。

写真 端子を保持する様子

写真 端子を圧着

くびれの部分を電工ペンチで挟み

そのまま一杯に握ります。

電工ペンチが自動で開きます。

補足

刻印1.25の所です。

写真 電工ペンチで端子を保持

 

2本のコードを圧着する際は銅線部分を長めにとり 線を半分に分けて一方を被覆部でカットします。

写真 二股のコード作り方

 

こんな感じです。

写真 銅線部反分カット

 

残った銅線部分をより合わせます。

写真 2つの線をまとめる

 

コードを差し込んだ様子

この状態で圧着します。

写真 二股

圧着後の様子

圧着後

圧着後は抜け防止でビニールテープで補強しましょう。

写真 二股画像

 

端子台を使用する場合は+(プラス)用の線を4本作製します。

一方はY字端子に もう一方はメス端子にします。これを4本

端子台を使用しない場合はここはスルーして下さい。

片方Y字端子一方メス端子

 

続いてランプの-(マイナス)側へつながる4本の線も作製します。(これはスルーしないで下さい。)

これも一方をY字端子、もう一方をメス端子にします。

4色コード

 

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配線して機能部分を構築する。

+(プラス)側の配線

写真+(プラス)電源

 

-(マイナス)側の配線

写真 一部接続変更

 

配電キャビネットに収めた様子

写真 キャビネット内

キャビネットが無い場合は程よいサイズの空き箱でも良いでしょう。

写真 空き箱

コードを通す穴を作ります。

写真 コード通し穴

 

ブレーカーに接続するコードを一旦外して穴に通します。

写真 配線

 

穴に通して再度接続します。

DINレールの裏面に両面テープを貼り 箱の底面に固定すると良いでしょう。

写真 空き箱を使用した様子

 

出来上がり。

写真 完成した様子

カムフラージュにもなります。

これで主な機能部分ができました。

LEDランプに接続する。

まず、LEDランプのコードにオス端子を圧着します。

写真 LEDにギボシオス端子

 

次に LEDランプを任意の場所へセットします。

LEDの裏面が粘着テープになっているので剥離紙をはがして貼り付けできます。

この例では天井部の梁やカーテンレールの側面に取り付けてみました。

写真 梁に貼り付け

写真 カーテンレールに貼り付け

続いて電源BOXからそれぞれのLEDランプに2芯線ケーブルを接続します。(+、-の電源)

まずは電源BOXからLEDランプへの距離に合わせてケーブルをカットします。

次にカッターを使って被覆をカットします。

被覆のみをカットするのでカッターの刃を軽く当て コードを廻すイメージです。

2審コード被覆カット①

指でコードを廻しながら被覆に切れ込みを入れていきます。

写真 被覆カット②

動画でも御紹介します。

 

両端に端子を付けます。一方をメス端子にします。

写真 2芯線メス端子

 

もう一方はオス端子にします。

写真 2芯オス端子

まずタイマーリレーからの青色線(-マイナス)と(+プラス)線で1ペア

これを2芯線につなぎます。

判りやすく2芯線の白線を(+プラス)、黒線を(-マイナス)につなぐことにします。

写真 接続

2芯線の方はオス端子です。補足ですがオス端子、メス端子は上流側(電気が流れて来る方)をメス端子にするのが決まりです。接触した際に金属部分が触れないよう考慮した決まりです。

次にタイマーリレーからの白色線(-マイナス)と(+プラス)線で2ペア目

同様に2芯線につなぎます。

残りの黄色線と茶色線もそれぞれ(+プラス)線とペアにして2芯線につなぎます。

写真 接続②

2芯線のもう一方をLEDランプにつなぎます。

この場合も同じく2芯線の白色線を(+プラス)、黒色線を(-マイナス)につなぎます。

写真 LED接続

全ての配線が完了したところでタイマーリレーの設定をします。

ここでは5秒間隔で点滅する設定にします。

まずタイムレンジを10s(秒)に合わせます。

画像 タイムレンジ解説

 

動作モードを点滅パターン1にします。

 

ダイヤルを廻して0.5の所に合わせます。(10秒の0.5で5秒になる)

写真 ダイヤル合わせ

これで準備は整いました。

 

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LEDイルミネーション作動

ブレーカーをONします。

写真 ブレーカーをONする

 

コンセントを差し込みます。

写真 コンセントON

中間スイッチをONして動作開始

 

例えば タイムレンジを10min(分)に合わせて ダイヤルで0.5にして5分置きに色が切り替わって点灯する設定にすることで いつの間にかイルミネーションの色が変わっている!といった演出もできます。

画像 タイムレンジ10min

写真 ダイヤル合わせ

 

電源BOXにはLED4本分の+プラス、-マイナスのペアを設けていましたが さらに あと4本分増設できます。

写真 配線増設の様子

写真 -マイナスの線増設

写真 配線増設の様子

1個の接点にY字端子2個接続できるのでこの仕様では最高8ペアの電源が取れます。

カットしたLEDの残りを使ってあり合わせのガラス製置物をテーブル上でライトアップしてみます。

写真 ガラス製置物

即興 ルームコーディネートの一例です。

補足ですがLEDテープの裏面は粘着テープになっていますが あまりこれに頼らないほうがいいかと思われます。今回天井部の木製梁に貼り付けましたが、しばらくすると はがれてぶら下がってしまいました。フラットな金属面やプラスチック面なら大丈夫なのかも...

万全を期すなら透明な強力粘着テープで何か所か上から貼って補強した方が無難でしょう。

もしくは結束バンドで何か所か固定する等 ケースバイケースで対応するのが望ましいです。

まとめ

いかがですか。

この電源BOXがあれば24V(ボルト)の電気製品なら色々な物を接続して動作させる事ができます。季節ごとのイベント時にも活用できると思います。

今後もちょっとしたアイテムを御紹介していきます。

 

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