crew-rです。
これまでに安価で高機能、高性能な防犯カメラをいくつか御紹介しましたが これらはいずれも原則据え置き&電源接続型の物です。
脱着が容易で完全なワイヤレスで使用できる電池(充電)式のカメラをいくつか購入して試してきました。一度の充電で数日は稼働でき さらに付属のソーラー充電パネルに接続しておけば ほぼメンテナンスフリーで使えます。...が これらの多くは人感センサーで録画を開始する仕組みであり感知して録画を開始するまで少なからずタイムラグが発生します。そのため肝心な瞬間が映っていなかったりしていざというときの証拠確保力がイマイチです。常々常時録画ができる電池式のカメラは無いものかと探していましたが ある時 目に留まって試す事にしたカメラがあります。今回はこちらを御紹介していきます。
WTW ちび太PRO E2635
常時録画可能な充電式カメラがラインナップされていて 中にはスマホ遠隔可動式の物もありましたがとりあえずこちらを試してみる事にしました。
箱の内容物
カメラ本体は手のひら大といったところです。
取り付け用ベースBRKTと壁に取り付ける際の機材
カメラ背面のネジ穴に締め込んで任意に角度調整して固定します。
充電用のアダプター一式
こちらは選択追加のソーラーパネル一式 (カメラセットのみのパッケージも選択可)
裏面の様子
最近の電池式のカメラは録画内容をクラウド保存して有料会員登録しなければ録画を閲覧できない所が増えつつありますが このWTWの製品は無料でアプリを取り込んでスマホ経由でカメラの設定や録画&画像の確認が可能です。(クラウド入会も可 録画の保存期間が長い等 メリットもあります。)
アプリ登録と各機能
まず説明書の案内に従い無料アプリをスマホに取り込みます。
説明書の記述に従いカメラをアプリに登録します。(Wifi環境が必須です。)
再生マークをタップすると現在の映像が写し出されます。
全画面表示
こちらで画質選択します。
任意の方を選択します。(SDが標準,HDが高画質)
発光ボタン 再度タップすると発光OFF(メッセージが出ます)
その他各機能
通話マイク用ボタン
タップすると受話器マークが赤く変わり、スマホ画面右上に通話中マークが出ます。スマホのマイクに向かって話すとカメラのマイクから発声します。不審者発見時の撃退用などに使えます。
再度受話器マークをタップすると色が戻り通話モード終了します。
動体検知での録画呼び出し用
録画一覧が出てきます。
リプレイをタップすると帯状で表示されます。
常時録画モードでの録画一覧です。色の濃い所が動体検知録画で薄い所は常時録画になります。
帯状の所をピンチして拡大(詳細)表示できます
「再生ビデオをダウンロードする」をタップすると
常時録画モードでの内容一覧
赤いマークが動体検知録画でそれ以外は常時録画です。例では5分間隔で1ファイルを形成しています。(変更可能)
ダウンロードしたいファイルを選択してダウンロードをタップ
続けるをタップ
ダウンロードが開始されます。
ダウンロード完了
設定マークをタップ
設定項目一覧が表示されます。
詳細設定
インジケーターを消灯させてみます。
緑色のインジケーターが点灯しています。
タップしてインジケーターOFFにします。
インジケーター消灯します。目立たせたくない際には便利です。
以上 代表的な機能を簡単に御紹介しましたが 他にも設定項目があります。詳しくは説明書に記しています。
常時録画設定と電源持続力検証
ライブ画面で設定をタップ
記録設定=自動モードから常時録画へ変更します。
赤丸の所をタップ
モード一覧から常時録画を選択(チェックマークが付きます。)
OKをタップ
反映されている事を確認
※常時録画に設定していても電池残量が30%以下になると自動モードに変わります。給電できない夜間などに常時録画を所望する場合は予めフル充電して稼働させるのが望ましいです。
次に電源持続力を検証してみました。あくまでも例なので保証できるというものではありませんが参考値として記します。
まずソーラーパネルを接続せずカメラ単体で常時録画モードで使用した場合 数回同様に試して大体2日間持つか否かといったところでした。
次にソーラーパネルを接続して給電しながらの稼働を試してみました。
予め満充電しておいてPM4時にソーラーパネルを接続して常時録画モードにて稼働開始 夜間も電池残量70%台を維持していて翌日午前11時頃に60%台へ その後40%台を推移していました。周囲の動きが多いせいか中々ここから60%台以上へ上昇しませんでしたが個人的には高評価です。常時録画で1昼夜持続するのは驚きです。
常時録画ではなく動体検知モードにて稼働の場合電池残量80%台を維持したまま1週間経過しています。結構長期間メンテナンスフリーで稼働できそうです。
アプリにカメラを複数追加登録もできます。私も2台目を追加して稼働しています。次は可動式のタイプを試してみたいと思います。
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